大野隊長の特別講義

何事も基本が大切だ

訓練前にはブリーフィングをよく読め!

各訓練の冒頭では必ず「ブリーフィング」を行っている。まさか貴様ら無視してフライトをスタートしてないだろうな?ブリーフィングではその訓練での「だいたいの飛行スピードや高度」などを示している。これを守って飛行するように心がければ、♪空もとべーるはずー。

スピードを出しすぎてないか?

まず離陸時のスロットルコントロールが重要だ。離陸滑走はスロットルを100%(最大出力)で行うが、ギアが滑走路から離れたら直ちにスロットルを20% 程度まで絞るのがコツだ。これで大体200ノット付近で飛行できる。そして、各訓練にはそれに適した飛行スピードがある。スピードが出過ぎていれば曲がれるカーブも曲がれなくなる。また、離着陸以外では基本的にスピードは一定だ。巡航中に下手にスロットルを動かすんじゃないぞ。

プレイムービーをご覧ください

チェックポイントを通れているか?

チェックポイントをしっかり通過しないと評価は上がらない。チェックポイントは目の前のものだけに気をとられず、2,3個先のものを意識しながら機体をコントロールするのだ。目の前のものを追いかけようとすると機体が安定しないため、次のポイントをハズすことになるぞ。

ループ・ロールでは...

ループのコツ

ループではスロットルのコントロールが重要だ。まず、隊長の「バーティカルループレッツゴー」の掛け声の後、すぐにフルパワー(100%)に入れてターゲットに沿って上昇する。ループの頂点でエンジン音が変化するので、そのタイミングで今度はスロットルをゼロにする。つまりエンジンを切ってしまうのだ。そして、そのままターゲットに沿って自由落下する。降下の半分ぐらいで再度スロットルをフルパワーに入れながら機首を上げて円を描いていく。スモークを出しておくと、リプレイで自分の軌道を確認しやすいのでオススメだ!

プレイムービーをご覧ください

ロールのコツ

ロール」が上手くできないというヤツは多いのではないだろうか?当たり前だが航空機は通常、機体の背中側を上にして飛行する。このとき、背中方向に揚力が発生するように作られているから航空機は飛ぶことが出来る。逆に背面状態ではその力が下向きに働く、つまり落ちようとしてしまうわけだ。だから、背面状態では操縦桿の操作も通常とは逆になり、「前に倒すことが上昇」になる。ロールでの操縦桿は横に倒しながらも、背面状態に近くなればなるほど前に倒していき、逆に通常状態に戻ってくるときはだんだん引いていく。

プレイムービーをご覧ください

アシスト機能など

ルートガイド(Eキー)を活用しろ!

Eキーを押すと空間上に紙飛行機のようなマークが並んで表示される。これが「ルートガイド」だ。これはお前が飛ぶべき「理想の飛行ルート」を示している。また、バンク角も表現しているので、カーブでどの程度機体を傾ければよいかも一目瞭然だ。上手く飛べないときはこのルートガイドをオンにして、ガイドが常にコックピットの正面にくるように飛行してみろ。なおB僚機訓練以降、白っぽい色で表示されるガイドは「リーダー機の飛行ルート」だ。

ターゲットビュー(Wキー)でリーダー機を確認しろ!

リーダー機を見失ったら、編隊飛行は成立しない。普段は正面を見ているが、Wキーを押すとリーダー機を見続ける視点に変わる。これでリーダーの位置を確認したら、すぐにWキーをもう一度押して視点を正面に戻して、リーダーに近づいていくのだ。ターゲットビューは瞬間的につかうのがコツだ。

スロットルロック(Sキー)を上手く活用しろ!

B訓練以降の編隊飛行では、リーダー機とスピードを合わせることが非常に重要だ。スロットルロック(Sキー)をオンにすれば自動でスロットルをリーダー機と同じ状態に維持してくれる。リーダー機に対して適切なポジションに近づくことが出来たらスロットルロックをオンにすることで、その後は操縦桿の操作のみに専念できるぞ。但しリーダー機との距離を変更したいときはロックを解除して自分でスロットルを操作する必要がある。またフォーメーション訓練などでは、訓練の途中からリーダー機に合流するために自分でスピードを上げていかなければならない。スロットルロックを入れっぱなしだといつまでたっても追いつけないので要注意だ!

エアブレーキ(Zキー)での減速

Zキーを押すと機体後部のエアブレーキが開く。これによって空気抵抗を上げて減速することができる。主に着陸後の減速に使うものだが、空中で急に減速したいときに使うことも出来る。フォーメーション訓練などで編隊に合流する際に使用すると便利だ。