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ぼくは航空管制官4用語解説集

※本用語解説集は、あくまでゲームで使用する用語であり、実際の用語と異なる場合があります。

RNAV(アールナブ)
Area Navigationの略。精密な位置補正システムを使用し自立的に効率よく行われる広域航法。
IFR(アイエフアール)
Instrument Flight Rulesの略。目視に頼らない、計器による飛行方式。
ILS(アイエルエス)
Instrument Landing Systemの略。計器着陸装置。着陸進入中の航空機に地上から指向性の誘導電波を発して、正確に着陸を行わせる装置。
アプルーブド
航空管制官が航空機に与える許可。主にリクエストに対して使用する。
アプローチ
着陸進入。航空管制では進入管制を意味する。
アルティチュード
高度。
イニシャルポイント
着陸進入開始地点など特定の目的を持ったウェイポイントのこと。
インターセクションテイクオフ
滑走路端からではなく、小型の航空機が途中から滑走を開始する離陸方法。
ウェイポイント
飛行経路上に設定された目標地点。
ACC(エイシーシー)
Area Control Centerの略。都市圏上空の管制空域。本来は担当する管制部を意味する。
ATC(エイティシー)
Air Traffic Controlの略。航空交通管制。一般的にはそのための航空無線の事を意味することが多い。
ATIS(エイティス)
Automatic Terminal Information Serviceの略。飛行場情報放送業務。発着する航空機に使用滑走路や風向、視程等さまざまな情報を提供する。
エクステンドダウンウインド
ベースターンを行わずに継続してダウンウインドの飛行を続けること。他機との間隔調節などの際に行う。
SID(エスアイディー)
Standard Instrumental Departureの略。標準計器出発方式。
SAR(エスエーアール)
Search and Rescueの略。災害などで危険な状況に置かれている人間を捜索し救助を行うこと。
NDB(エヌディービー)
Non-Directional Beaconの略。無指向性無線標識施設。
エプロン
乗客の乗降、貨物の積み降ろしなどに使用される駐機エリア。この中に複数のスポットが配置されている。ランプともいう。
エマーランディング
緊急着陸のこと。
LDA(エルディーエー)
Localizer type Directional Aidの略。滑走路と平行でないローカライザーを使用して行う進入方式。
オープンスポット
ボーディングブリッジを有しないスポット。
オペレーションノーマル
操縦操作に問題がない場合に報告される。

カーゴ
航空機の積み荷、または貨物専用機のことをいう。
キャンセル
指示やリクエストを取り消すときに使われる。
ギア
着陸装置。タイヤのついた「脚」のこと。航空機には主脚と前脚がある。
QNH(キューエヌエイチ)
航空機が使用する気圧単位。航空機はこの気圧を基準に高度を測定する。1気圧=29.92
クライム
上昇すること。
グライドスロープ
ILS(計器着陸装置)で用いられる電波を発信する装置の一種。この電波を受信することで飛行機は滑走路に対して縦方向のずれを感知することができる。
グランド
地上走行担当の航空管制。
グランドハンドリング
荷物の積載や燃料補給等の地上の作業。
クリアランス
航空管制官が航空機に与える許可のこと。
クロスランウェイ
滑走路を横切ること。
ゲートウェイ
グランドとランプの担当の切り替えを明示する線のこと。
航空管制運航情報官
管制通信官と管制情報官が統合された航空管制官と同様に航空保安業務を担当する。航空管制官が発行したクリアランスを中継する業務や、飛行場内の保安や支援施設の保守等を行う。
航空保安施設
レーダーや航空灯火・標識などの航空機の航行を援助する施設。
ゴーアラウンド
着陸復行。何らかのトラブルにより着陸を中止して再度上昇すること。
コールサイン
フライト毎に航空機につけられた呼出し名。
航空路管制
空港と空港を結ぶ航空路を担当する管制で「コントロール」と呼ばれる。日本には札幌、東京、福岡、那覇の4つのコントロールがあり、各コントロールはセクターに細分化され複数の管制官で担当されている。
コリジョンコース
衝突コース。

サークリングアプローチ
飛行場を周回するようにアプローチすること。
CAB(シーエービー)
Civil Aviation Bureauの略。航空局。日本では国土交通省航空局。
JCG(ジェーシージー)
Japan Coast Guardの略。海上保安庁。
シミュレーションILSアプローチ
ILS進入訓練。実際には着陸しない。
GP-HOLD LINE (ジーピーホールドライン)
ILS等の機器の電波を遮らないように警告するための停止線。
スコーク
レーダーで航空機を識別する4桁の数字。
STAR(スター)
Standard Terminal Arrival Routeの略。滑走路毎に予め決められた着陸進入経路。
ストリップ
航空機の情報が記載された、航空管制官が使用する細長い紙カード。
スポット
駐機場。
3レターコード
IATA(国際航空運送協会)が定めた、3文字の空港・都市を表すコード。
例:東京国際空港・・・HND
セパレーション
飛行中の航空機同士の間隔。
ソフトランディング
接地が緩やかで接地後のブレーキも緩やかな着陸方法。デリケートな荷物の運搬に利用され、着陸後の滑走が長くなる。

ターミナル
旅客の乗降や荷物の積替えなどを行なう空港ビルのこと。
対気速度
航空機が移動する際の大気(空気)に対する相対的な速度。
対地速度
航空機が移動する際の地表面に対する相対的な速度。
ダウンウインド
滑走路に平行の離着陸経路。
タキシング
地上走行。航空機が地上において自力で移動すること。
タクシーウェイ
地上走行のための誘導路。
タッチアンドゴー
滑走路に一度接地して、すぐに離陸すること。
タワー
管制塔。飛行場で管制業務を行う施設。
チャーター
団体旅行などのために機材を借り切ること。
TCA(ティーシーエー)
Terminal Control Areaの略。VFRで飛行する航空機のための情報提供を行う管制部門。
テイクオフ
離陸すること。
テイクオフリジェクト
離陸を緊急に中止すること。
ディセンド
降下すること。
ディパーチャー
出発。離陸から航空路にのるまでの間の航空管制を意味することもある。
テールウインド
追い風。航空機は風に向かって飛行するため、追い風の場合は使用滑走路の方向を変えなければならない。
デリバリー
承認管制。確認を行う航空管制を意味することもある。
トーイング
航空機を車両等で牽引すること。
トーイングカー
航空機を牽引する車両。別名タグ。ちなみに「トーイングトラクター」はコンテナを牽引する車両のこと。
トラフィック
交通。管制では単体の便を指したり全体の流れを指す。
トラフィックパターン
主にVFR機の着陸進入で使用される、空港場周に設定された基本的な飛行経路。パターン。
トランスポンダー
航空機を識別するための4桁の数字を発信する機器。

ニアミス
異常接近。航空機が空中衝突の恐れのある距離に接近すること。
ノット
速度の単位で「kt」と表す。1kt = 1,852km/h

バードスイープ
鳥駆除。到着出発の際にエンジンや機体に接触する危険のある野生動物全般を排除することが目的。
バードストライク
鳥が航空機に衝突すること。
バードパトロール
バードストライクを防ぐために航空保安協会が結成したチームの名称。国内の主要空港に配備され、鳥類の排除を行う。
ハンガー
格納庫。航空機を格納するための建物。
ハンドオフ
管制移管。担当の管制官が切り替わること。
ビジュアルアプローチ
視認進入。パイロットが目視で確認しながらアプローチを行う。
ファイナルアプローチ
最終進入。滑走路が目前で着陸寸前のこと。
フィート
高度の単位で「ft」と表す。1フィート≒0.3048m
VFR(ブイエフアール)
Visual Flight Rulesの略。目視による飛行方式。
4レターコード
ICAO(国際航空機関)が定めた、4文字の空港固有の名称。
例:東京国際空港・・・RJTT
フォネティックコード
無線通信などにおいて情報を正確に伝達するため、各アルファベットを頭文字とする単語を設定した規則。
プッシュバック
自力でバックできない航空機を後ろに押し出すこと。
フライトプラン
航空管制機関に提出される飛行計画書。
フライトレベル
航空用の高度単位基準。100フィートを1とする。日本では14000ft以上から用いられる。
フリケンシー
航空無線交信周波数。
フルストップ
滑走路上で完全に停止する着陸方法。単に着陸する時に用いる場合もある。
フローコントロール
空港の処理限界を越えている状態。
ブロックアウト
航空機がスポットから移動を開始すること。スポットアウトともいう。
ブロックイン
航空機がスポットに停止すること。スポットインともいう。
ブロックタイム
航空機が飛行のために、動き出してから着陸後静止するまでの時間。
ベースウインド
着陸進入する前の滑走路に直角な経路。
ベースターン
トラフィックパターンの第3旋回地点。ベースウインドに入る旋回地点。
ベクター
レーダー誘導において航空機に指示する方位。
ヘッドウインド
向い風。航空機の進行方向から吹く風。基本的に航空機は向い風で飛行する。
ヘディング
機首方位。航空機は横風に流されるため、ヘディング方向に飛行している訳ではない。
ボーディングブリッジ
乗客が旅客機に乗込むための連絡橋。
ホールディング
航空機の間隔を調整するため、航空機を空中で待機させること。
ホールディングポイント
地上走行経路に設定された停止位置。
ホールドポジション
現在の位置を維持すること。
VORTAC(ボルタック)
軍用の航法装置。民間用のVOR/DMEに相当する。
VOR/DME(ボルデメ)
VORは全方向の方位の分かる無線施設。VOR/DMEはこれに距離がわかるようになったもの。

マイル
陸上単位と海上単位があるが、航空機は船と同じ海上マイル(ノーティカルマイル)を使用し「nm」と表す。1マイル=1.852km
ミストアプローチ
航空機の事情でゴーアラウンドすること。
ミッションコントロール
自衛隊の訓練や作戦行動を受け持つ管制。
ミニマムフュエル
燃料が少ない状態のこと。

ランウェイ
航空機が離着陸に使用する滑走路。
ランウェイヘディング
滑走路と平行の方位のこと。
ランディング
着陸すること。
ランプ
エプロン周辺を担当する航空管制。日本では成田国際空港のみに置かれ、空港運営会社が管轄している。
リードバック
無線交信内容を復唱すること。
リストリクション
高度や速度の制限。空域や高度によって定められる。
リデュース
主に速度を抑制するときに使われる単語。
リモート空港
航空管制運航情報官が遠隔地にある飛行援助センターから航空支援業務を行う空港のこと。行われる管制をリモート管制という。
レーダー
Radio Detecting And Ranging。飛行中の航空機の機影を探知する装置。
レーダーコンタクト
航空機がレーダー画面に機影が表示され、誘導サービスが可能になった状態。
レシプロ
往復運動。レシプロエンジンを搭載した航空機のことでプロペラ機を意味することもある。
レディオ空港
航空管制運行情報官が常駐し航空支援業務を行っている空港のこと。また行われる管制をレディオ管制という。
ローカライザー
ILS(計器着陸装置)で用いられる電波を発信する装置のこと。この電波を受信することで飛行機は滑走路に対して横方向のずれを感知することができる。
ローパス
低空で滑走路上を通過すること。